庭木コラム

6月庭木の剪定方法【庭の歳時記】

6月庭木の剪定方法【庭の歳時記】

6月は梅雨の時期で樹木にとっては成長に欠かせない時期でもありますが、お手入れも、蒸し暑い日が続くと病虫害が発生しやすくなりますので注意が必要です。
日当たりや風通しが悪い場所だと、どうしても病虫害が発生しやすくなります。晴れた日はなるべく庭樹の整枝剪定して風通しや日当たりを良く保つように心がけましょう。

 

 

樹木剪定

春の花木はそろそろ花の時期を終えます。
樹木の花が咲かないのはどうしてですか?と質問を受けることがあります。
もちろん樹勢の問題もありますが、ほとんどの原因は花芽を切ってしまっていることが原因です。
花木は花が散って少し経つと来年の花芽をつけます。
たくさんの花を楽しむためには、花の時期が終わったところで剪定を行い、その後は徒長枝を切る程度にして、花芽を切らないことが大切です。

 

雑草対策

梅雨のこの時期は、樹木と同様に雑草も一雨ごとにぐんぐん成長します。
刈込み除草は、結果的に根の株を増やすことになります。
一番良いのは抜き取り除草ですが、暑い時期の抜き取り除草はとても辛い作業になります。除草剤を上手に併用することをお勧めします。
除草剤は葉に付着し、葉が光合成をすることにより自ら根を枯らします。
樹木の根の周りは避け、丁寧に除草剤をまくことが大切です。
 

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